駆風解毒散(クフウゲドクサン)その効果効能と副作用とは
駆風解毒散(クフウゲドクサン)は喉の腫れに効果的な漢方薬です。
喉の腫れは軽く見られがちですが、放置しておくとますます重症化してしまう恐れがあります。
喉の腫れを感じたら早めに対策を行い、あの嫌な違和感を解消していきましょう。
駆風解毒散(クフウゲドクサン)の効能
駆風解毒散(クフウゲドクサン)は痛みを伴なう喉の腫れ、扁桃炎や扁桃周囲炎に効果的な漢方薬です。
喉の腫れをそのままにしていると咳や嗚咽の要因となり、喉を傷つけることでますます腫れてしまう恐れがあるんです。
少しでも喉に違和感があったら、すぐに対策を行っていくことが大切になります。
駆風解毒散(クフウゲドクサン)の副作用
ほとんど副作用が起こることのない駆風解毒散(クフウゲドクサン)ですが、中には副作用の症状が起こってしまう人もいます。
副作用は一度起こると重症化していく恐れもあるので、目安を確認するようにしてください。
むくみと体重増加
むくみと体重増加が同時に起こることがあります。
むくみとは体内に余分な水分がたまり、体が膨張してしまう症状です。
むくみの症状が強くなってくると、痛みを感じる人も出てくるでしょう。
また体内に余計な水分がたまるので、体重増加も起こしてしまうことがあります。
少しでも症状が出たら、すぐに駆風解毒散(クフウゲドクサン)の使用をやめてください。
胃腸の不快感
胃腸の不快感が起こり、食欲不振、吐き気、気持ち悪さといった、さまざまな症状が起こることがあります。
腹痛のような症状を感じたら、すぐに駆風解毒散(クフウゲドクサン)の使用をやめてください。
湿疹やかゆみ
湿疹やかゆみの症状を感じることがあります。
ハッキリとした湿疹ではなくても赤みとなった症状が表れることがあるので、皮膚に何らかの異常を感じたらすぐに駆風解毒散(クフウゲドクサン)の使用をやめてください。
手のこわばり
手がこわばり、うまく動かすことができなくなることがあります。
ピクピクと震えたり麻痺の症状が起こることもあるので少しでも症状を感じたら、すぐに駆風解毒散(クフウゲドクサン)の使用をやめてください。
このほかにもさまざまな症状を感じることがあります。
人によって見られる症状が違ってくるので少しでも体調不良を感じたら、すぐに駆風解毒散(クフウゲドクサン)の使用をやめてください。
不安な人は医師や薬剤師に相談してください。
駆風解毒散(クフウゲドクサン)の注意点
ほとんどの人に使っていきやすい駆風解毒散(クフウゲドクサン)ですが、中には使用に注意が必要な人もいます。
妊娠中の女性
妊娠中の女性が駆風解毒散(クフウゲドクサン)を服用すると、体調不良を引き起こすことがあります。
漢方薬が妊婦の体にどんな影響をもたらすか分かっていないので、医師に確認してから使用してください。
授乳中の女性
授乳中の女性が駆風解毒散(クフウゲドクサン)を服用すると、母乳を通じて乳児が摂取してしまうことがあります。
授乳中の女性は使用に注意してください。
ほかの薬を使っている人
ほかの薬を服用している人が駆風解毒散(クフウゲドクサン)を使用すると、薬同士の効能がぶつかり合ってしまうことがあります。
薬と漢方薬の併用には気を配り、医師や薬剤師に相談してから使用してください。
持病を抱えている人
持病を抱えている人が駆風解毒散(クフウゲドクサン)を服用すると、持病に影響をもたらしてしまうことがあります。
持病を抱えている人は医師に相談してから、服用するようにしてください。
高齢者や小児
高齢者や小児は漢方薬の使用に向かないことがあります。
家庭で事前に話し合い、該当者が間違えて服用しないようにしてください。
駆風解毒散(クフウゲドクサン)の服用法
駆風解毒散(クフウゲドクサン)を服用する際は、水やお湯もしくはぬるま湯で服用するようにしてください。
食品を使って服用すると、しっかりと効果を発揮しないことがあります。
また、食前や食間に使用することが望ましいので、食事のタイミングを合わせるようにしてください。
漢方薬を適切に保管するための4つ決まりごと
漢方薬を適切に保管するためには、守ったほうがいい決まりごとがあります。
適切に保管するために、4つの決まりごとを守っていきましょう。
1. 湿気の多い場所は厳禁!
湿気の多い場所に駆風解毒散(クフウゲドクサン)を保管するのは、やめるようにしてください。
湿気の多い場所で保管すると水分の影響を受けやすくなり、カビ発生の要因となってしまいます。
2. 乾燥しすぎもよくない
漢方薬を乾燥させすぎるのもよくありません。乾燥しすぎるとひび割れの要因となります。
漢方薬の保管のために乾燥剤を使っている人がいますが、たまには取り出すようにしてください。
3. 温度の変化が激しい場所もよくない
温度の変化が激しい場所に駆風解毒散(クフウゲドクサン)を保管すると、品質を損ねてしまうことがあります。
漢方薬の品質は効能と関係してくるので、できるだけ周りの温度を一定に保つようにしてください。
4. 直射日光は避けたほうがいい
直射日光に当たり続けた漢方薬は、品質や効能を損ねてしまいます。
なるべく窓際を避け、光の当たりにくい場所に保管してください。
漢方薬の冷蔵庫で保管するのはあり?そのリスクとは
漢方薬を冷蔵庫で保管するのがいいという話が、ネット上で流れています。実はそのやり方にはリスクがあり、かえって漢方薬の品質を損ねてしまう可能性があるんです。
保管したまま忘れてしまうことがある
冷蔵庫にはさまざまな食品が保存されているので、そのなかに漢方薬を置いているとつい忘れてしまうことがあります。食
品の陰に隠れてしまうリスクもあるでしょう。
外気との温度差で水分を帯びてしまうことがある
冷蔵庫では冷たい状態で漢方薬が保管されています。
特に夏場は冷蔵庫と外気との温度差が、激しいことがあるでしょう。
急に外気にさらすことで漢方薬が水分を帯びてしまい、カビ発生の要因となってしまうことがあるんです。
冷蔵庫で保管するときは季節を考えるといった、工夫が大切になってくるでしょう。
幼児や高齢者の手に渡ってしまうことがある
基本的に冷蔵庫は誰にでも開けることができます。
そのため高齢者や幼児が漢方薬を開けてしまい、誤って服用してしまうリスクが考えられるでしょう。
漢方薬の保管に便利な冷蔵庫ですが、場合によっては避けたほうがいいでしょう。
季節や家庭の状況を考え、ケースバイケースの対応をしてみてください。
駆風解毒散(クフウゲドクサン)で喉の腫れを解消!でも注意点もあり
駆風解毒散(クフウゲドクサン)は喉の腫れに効果的な、頼りがいのある漢方薬です。でもその使用には注意点も存在します。副作用が出てしまう人や、使用自体に注意が必要な人もいるんです。
漢方薬を使用する際は注意点にも気を配り、不安な人は医師や薬剤師に相談してください。