五十肩に悩んでいるなら二朮湯!その効能と副作用
年齢を重ねることで起こる五十肩には、二朮湯(ニジュツトウ)が使っていきやすいでしょう。
五十肩は一度起こると非常につらく、日常生活に大きく支障を来たします。
仕事やプライベートに支障を来たさないためにも、早めに対策を行っていってください。
二朮湯の効能
二朮湯(ニジュツトウ)は五十肩や四十肩に効果的な漢方薬です。
肩周りに痛みを感じている人には、使っていきやすい漢方薬といえるでしょう。
二朮湯の副作用
ほとんど副作用がない二朮湯(ニジュツトウ)ですが、一部副作用を感じてしまう人もいます。
副作用の症状を感じているにも関わらず使用を続けると、さらに症状が重症化していくので目安を知っておきましょう。
発熱や呼吸困難
発熱や呼吸困難の症状を引き起こすことがあります。
ほてりや汗ばみといった症状も併発することがあるでしょう。
肺音の異常
肺音の異常が起こることがあります。
ヒューヒューといった、おかしな音が出ることがあったら副作用の疑ってください。
むくみと体重増加
むくみと体重の増加が同時に起こることがあります。
むくみとは体の中に余計な水分がたまり、皮膚が膨張してしまう症状です。
太ったような印象になってしまうため、美容に大きく影響してくるでしょう。
自分では気付かないことがよくあるので、人に判断してもらった方が確実です。
もし自分で判断したいときはむくみが疑われる部分をつかみ、へこんだままであるか確認してみてください。
へこんだまま元に戻らないことがあったら、副作用の可能性が高いでしょう。
倦怠感
体に倦怠感が起き、力がうまく入らない症状が起こることがあります。
うまく歩けない・起き上がるのに時間がかかるといったことがあったら、副作用を疑うようにしてください。
四肢に麻痺の症状が起きる
四肢に麻痺の症状が起き、うまく動作しなくなることがあります。
ものがうまく持てない・手足がピクピクと震えるといったことがあったら、副作用を疑うようにしましょう。
ここで書かれている副作用はあくまで目安になります。
ほかの症状が起こることもあるので少しでも体に異常が起こったら、すぐに二朮湯(ニジュツトウ)の使用をやめてください。
二朮湯の注意点
ほとんどの人に使っていきやすい二朮湯(ニジュツトウ)ですが、一部使用に注意が必要な人もいます。
無理に服用を続けると体調を悪くしてしまうことがあるので、確認しておいてください。
甘草やグリチルリチン酸を含んだ薬
甘草やグリチルリチン酸を含んだ漢方薬を使うと、体調を損ねてしまう恐れがあります。
妊娠中の女性
妊娠中の女性が二朮湯(ニジュツトウ)を使うと、母体や胎児に影響することがあります。
漢方薬が妊婦にどんな影響を及ぼすかどうかは、まだ未知数の部分があるんです。
必ず医師に相談しましょう。
ほかの薬を服用している人
ほかの薬を服用している人が二朮湯(ニジュツトウ)を使うと、それぞれの薬の効能がぶつかり合うことがあります。
そうなると効能が変化してしまったり、効果を減少させてしまうこともあるんです。
現在、何らかの薬を服用している人はもちろん、これから服用する予定の人も使用に注意するようにしてください。
持病を抱えている人
持病を抱えている人が二朮湯(ニジュツトウ)を服用すると、持病に影響をもたらすことがあります。
使用したいときは、医師に相談してから服用してください。
小児や高齢者
小児や高齢者が二朮湯(ニジュツトウ)を使うと、体調に悪影響をもたらす恐れがあります。
事前に連絡しておくか、手の届かない場所に保管してください。
二朮湯の正しい服用法
二朮湯(ニジュツトウ)を服用する際は水かお湯で服用してください。
それ以外に服用すると、効能を損ねてしまうことがあります。
また、食前や食間に服用してください。
タイミングを合わせるために、食事の時間を決めておくといいでしょう。
五十肩・四十肩とはどういった症状?
五十肩・四十肩は年齢を重ねることで、肩周辺の筋肉や関節、周辺の組織が衰えてしまいます。
そのことで激しい痛みを感じ、腕を上げるのにも支障を来たすようになるんです。
中には服の着脱や起き上がるといった日常的に行う行動もうまくいかなくなり、強いストレスを感じている人も珍しくありません。
漢方薬はどうやって保管したらいいの?
気になるのが漢方薬の保管法です。
なんとなくキッチンや窓際に置いてしまっている人も多いでしょう。
実は漢方薬は保管法に気を付けていく必要があります。
悪い環境に置いたままにしておくと、漢方薬の効能や品質を損ねてしまうからです。
基本的には密閉しておけば大丈夫
基本的に漢方薬を保管するときには、密閉するようにしておけば大丈夫です。
すぐに使うからといって、適当な場所に置いておかないようにしましょう。
湿気の多い水回りはNG!
湿気の多い場所に置いてくと漢方薬に水分がついてしまい、カビ発生の要因となってしまいます。
特に湿気が多くなりがちな、水回りは避けるようにしてください。
意外に見落としがちなのが脱衣室です。
浴室から離れた場所でも湿気が充満しているので、注意するようにしましょう。
乾燥の多い場所にも注意
乾燥の強い場所もよくありません。
乾燥の強い場所に漢方薬を置くと、ひび割れの要因となることがあるからです。
室温を一定に保つようにする
室温の変化が激しい場所に漢方薬を置くと負担となり、品質を損ねてしまいます。
室温計をうまく使い、一定の状態に保つようにしてください。
直射日光の多い場所は向かない
直射日光の多い場所に漢方薬を置くと、品質を損ねてしまうことがあります。
日光が当たりがちな窓際は避け、暗所に保管するようにしてください。
漢方薬を服用しやすくしていく方法
人によっては漢方薬の服用に負担を感じる人がいます。
そういった人は工夫を行っていく必要があるでしょう。
服薬を助けてくれるアイテムを使用する
服薬ゼリーやオブラートといった、薬を服用するのに便利なアイテムが販売しています。
漢方薬はそのまま飲むと癖が強く飲みにくいことがあるので、自分に合ったアイテムを利用していくといいでしょう。
うまく食品を活用する
できれば水やお湯で服用していきたい漢方薬ですが、どうしても服用しにくいと感じたときには食品を使っていくのもいいです。
コンデンスミルクやハチミツ、アイスクリームといった、のど越しのいい食品と一緒に服用していきましょう。
五十肩なら二朮湯!でも注意点もあり
五十肩の症状に使っていきやすい二朮湯(ニジュツトウ)ですが、注意点も存在します。
無理に服用を続けると、体調不良を引き起こしてしまうことがあるんです。
その効能だけではなく、副作用や注意点にも注目していきましょう。
また、漢方薬には癖があり、飲みにくいことがあります。
便利なアイテムや使っていきやすい食品を使い、服用しやすくしていってください。