風邪や頭痛の症状に川芎茶調散!効果・効能と副作用
川芎茶調散(センキュウチャチョウサン)は、風邪や頭痛の症状に効果的な漢方薬です。
そこまで体質を選ばずに幅広く使うことができます。
また、生理前に感じる不調にも利用でき常備しておくと便利です。
今回は、川芎茶調散(センキュウチャチョウサン)の効果・効能と副作用について紹介していきます。
川芎茶調散の効能
川芎茶調散(センキュウチャチョウサン)は、風邪の諸症状や頭痛に効果・効能のある漢方薬です。
そのほか女性特有の症状である、月経前症候群(PMS)にも効果が期待できます。
生理前に頭痛を感じる人は多いのではないでしょうか?
毎月の女性の悩みにも使っていきやすい漢方薬です。
川芎茶調散の副作用
胃腸の不快感
少しでも胃腸の調子が悪くなったら川芎茶調散の使用をやめるようにしてください。
体重増加とむくみ
体重増加やむくみの症状が起こることがあります。
倦怠感
特に理由がないのに倦怠感があったら副作用の可能性があるでしょう。
手足の痙攣
手足が痙攣を起こし、うまく動作しなくなることがあります。
副作用は、体質や体調も関係してくるので、上記がすべてとは限りません。
少しでも異常を感じたら、副作用を疑ってみましょう。
川芎茶調散の注意点
川芎茶調散(センキュウチャチョウサン)を使用するにあたり、注意が必要な人がいます。
妊娠中の女性
漢方薬が妊娠中の女性にどんな影響を与えるかは、未知数の部分があります。
必ずかかりつけの医師に相談してから服用するようにしてください。
ほかの薬を服用している人
ほかの薬を服用している人はもちろん、これから服用したいと考えている人も医師や薬剤師に相談してから服用したほうが安心です。
持病を抱えている人
持病を抱えている人が川芎茶調散を服用すると、持病に何らかの影響をもたらす恐れがあります。
持病を抱えている人は、かかりつけの医師に相談してから服用するようにしてください。
小児や高齢者への使用
小児や高齢者に使用すると体に悪影響をもたらす恐れがあります。
川芎茶調散の正しい服用法
一般的に、1日量を2-3回にわけ水またはお湯で食前や食間に服用します。
漢方薬が苦手としている環境
湿気の多い場所
漢方薬は湿気の多い場所に放置していると、カビ発生や剤型・品質の劣化の原因となってしまいます。
なるべく湿気の多い場所には保管せず、しっかり密封して保管しましょう。
日当たりがいい場所
日当たりがいい場所に放置を続けると、品質に劣化を及ぼす可能性があります。
窓際のような日当たりのいい場所を避け、日の当たりにくい暗所に保管するようにしましょう。
注意点を守りながら川芎茶調散を活用しよう
体質選ばず比較的使っていきやすい川芎茶調散(センキュウチャチョウサン)ですが、用法用量はしっかりまもりましょう。
また副作用を感じてしまう人もいるので、服用後は体調の変化にも目をむけ異常を感じる場合には医師や薬剤師に相談しましょう。