月経痛に悩んでいるなら当帰建中湯!その効能と副作用
当帰建中湯(トウキケンチュウトウ)は月経痛に効果的な漢方薬です。
月経痛は軽く見られがちですが重症化していけばめまいや頭痛を伴ない、中には入院を余儀なくされるケースもあります。
早めに対策を行い、不安を軽減していきましょう。
当帰建中湯の効能
当帰建中湯(トウキケンチュウトウ)は月経痛や月経不順、ほかにも痔や脱肛の症状にも効果的な漢方薬です。
主に女性に取って頼もしい存在しとなりますが、男性が使用しても違和感のない漢方薬といえます。
月経の問題は一つだけではなく、いくつもの症状が重なることがあるんです。
総合的に作用していく当帰建中湯(トウキケンチュウトウ)を、うまく活用していきましょう。
当帰建中湯の副作用
ほとんど副作用のない当帰建中湯(トウキケンチュウトウ)ですが、中には副作用を感じてしまう人もいます。
副作用の出ているにも関わらず使用を続けると体調を損ねてしまうことがあるので、少しでも心当たりがあったら副作用を疑ってみてください。
発疹やかゆみ
発疹やかゆみの症状が起き、強い不快感を帯びることがあります。
発疹とは皮膚の上にぽつんと、かゆみや炎症を伴うできものができる症状です。
特にかゆみがなく赤みだけが浮かぶケースもあり、人によって形状は異なります。
ハッキリとした形で表れないこともあるので、少しでも赤みが表れたら当帰建中湯(トウキケンチュウトウ)の使用をやめてください。
胃の不快感
胃の不快感から起こるさまざまな症状が起こることがあります。
例えば食欲不振・胸やけ・吐き気・腹痛といった症状があったら、副作用を疑うようにしてください。
むくみや体重増加
体内に余分な水分がたまってしまい、むくみとなって症状が表れることがあります。
余分な水分がたまることで、体重増加の減少が起こるケースもあるんです。
そのため見た目に大きく影響するので、美容の面でもリスクを呼び込むでしょう。
大体は自分で自覚することができますが、むくみ具合が少ない場合は自分では気付けないことがあります。
人に判断してもらうのも手ではあるでしょう。
自分で知りたいときは、服を着たときの違和感で知ることができます。
手足が痙攣しこわばる
手足が痙攣したり、こわばりの症状が表れることがあります。
物を持ちにくい・手足に力が入らないといったことがあったら、副作用を疑うようにしてください。
倦怠感
体中に倦怠感が起き、力が入らないといった症状が起こることがあります。
うまく歩けない・いつも通りに起き上がれないといったことがあったら、副作用を疑うようにしましょう。
そのほかにもさまざまな症状が副作用として表れることがあります。
副作用の出方は人によって違うので、体調がいつもと違うと感じたらすぐに当帰建中湯(トウキケンチュウトウ)の使用をやめてください。
不安を感じた人は医師や薬剤師に相談しましょう。
当帰建中湯の注意点
ほとんどの人に使っていきやすい当帰建中湯(トウキケンチュウトウ)ですが、一部使用に注意が必要な人もいます。
無理に服用を続けると体調不良を引き起こす恐れがあるので、確認しておいてください。
妊娠中もしくは授乳中
妊娠中の女性が当帰建中湯(トウキケンチュウトウ)を服用すると、母体や胎児に影響することがあります。
妊娠中の女性に対する漢方薬の影響は、まだまだ未知数の部分があるんです。
また、授乳中の女性が服用すると母乳を通じて、乳児が摂取する恐れがあります。
ともに使用に注意していきましょう。
どうしても使用したいときは、医師や薬剤師に相談してください。
ほかの薬を服用している人
ほかの薬を服用している人が当帰建中湯(トウキケンチュウトウ)を服用すると、薬との相乗効果によってそれぞれの効能を損ねることがあります。
現在薬を使用している人はもちろん、これから服用予定の人も使用に注意してください。
持病を抱えている人
持病を抱えている人が当帰建中湯(トウキケンチュウトウ)を服用すると、持病に影響をもたらすことがあるでしょう。
また、持病を抱えている人は、何らかの薬を服用していることがあります。
ともに注意し、心配な人は医師や薬剤師に相談してください。
薬によって体調不良を起こしたことがある人
薬や漢方薬を使ったことで体調を崩してしまった人は、注意してください。
当帰建中湯(トウキケンチュウトウ)の中に、原因物質が含まれていることがあります。
当帰建中湯の服用法
当帰建中湯(トウキケンチュウトウ)を服用する際は、水やお湯で服用するようにしてください。
それ以外で服用すると、効能を損ねてしまうことがあります。また、タイミングとしては食間や食前に服用するようにしてください。
あらかじめ、食事を取る時間を決めておくといいでしょう。
漢方薬を途中でやめてしまう人の傾向
漢方薬は継続的に使用していくことが大切ですが、中には途中で服用をやめてしまう人もいます。
せっかく続けてきたのにこれで残念!やめてしまう人の傾向をつかみ、自分に当てはめていきましょう。
漢方薬の過剰な期待をしてしまう
漢方薬には緩やかに症状を解消していく傾向があります。
そのため今すぐ強い効果を発揮してほしいといった人には、向かないことがあるでしょう。
そのためがっかりしてしまった人が、途中でやめてしまうことがあるんです。
当帰建中湯(トウキケンチュウトウ)に対して、あまりに過剰な期待はしないほうがいいです。
ただその分、副作用が少ないというメリットもあるので、悪いことだけではないですよ。
途中で服用するのが面倒になってしまう
漢方薬の服用を続けてはきたけど、段々服用が面倒になってしまうケースがあります。
毎日続けていくと、何事も飽きてしまうことがあるんですね。
飽きないような工夫を行っていくことも大切でしょう。
例えばたまには使用を休止してみて、また服用する気が起きたらまた使ってみましょう。
少し使用をやめただけなら、極端な変化が起こることはほとんどありません。
カビやひび割れを起こしてしまう
保管状態が悪いとひび割れやカビの発生を招いてしまいます。
漢方薬はしっかりと密閉し、直射日光の当たらない暗所に保管しましょう。
独特の味わいや風味が嫌になってしまう
漢方薬には独特の味わいや風味があります。
それは当帰建中湯(トウキケンチュウトウ)も例外ではありません。
できれば水やお湯で服用したほうがいいですが、食品を混ぜてみることも大切になるでしょう。
注意点を守りながら当帰建中湯を服用しよう!
女性に使っていきやすい頼りがいのある当帰建中湯(トウキケンチュウトウ)ではありますが、その効能だけではなく注意点を守りながら服用していきましょう。
無理に服用を続ければ、体調不良を引き起こしてしまうことがあります。
月経痛は女性にとって重要な問題となります。
当帰建中湯(トウキケンチュウトウ)を使って、早めに症状を解消していきましょう。