ダイエットサプリっていったい何?ダイエットの新常識を紹介!
痩せたいけど食べてしまう、痩せたのにリバウンドを繰り返してしまう、体重をチェックするたびに憂鬱な気分になる……。
そんな悩みを抱えている方に一般的に使われているのが「ダイエットサプリ」です。
飲むだけで痩せられると話題になっていますが、本当に痩せられるのでしょうか?
今回の記事では、ダイエットサプリについてご紹介します。
ダイエットサプリとは?
健康食品として販売されているサプリメントは、普段不足してしまいがちな栄養素を補給するためのものです。
日ごろからミネラルやビタミン類のサプリメントを摂取しているという方も多いのではないでしょうか。
そんなサプリメントの中にダイエットに特化されているものがあります。
しかしダイエットサプリメントと一言で言っても様々な種類に分類されています。
まずはサプリメントにどのような種類があるのか詳しくみていきましょう。
お腹の脂肪へ
機能性表示食品に該当する脂肪の代謝を高めるサプリメントなどです。
人間は心臓を動かしたり呼吸をしたり意識をしていない時にもカロリーを消費しています。
これを一般的に基礎代謝と呼び基礎代謝の高い人は消費カロリーが高く痩せやすいとされています。
よくCMされているサプリでは機能性表示食品の「シボヘール」や「大人のカロリミット」などがあります。
女性は男性に比べるとどうしても基礎代謝が低くいので脂肪を代謝に関わるタイプのサプリが良いかもしれません。初めて試す方やこれからダイエットサプリを始めたい人には良いと思います。
腸内環境改善タイプ
なぜダイエットなのに腸内環境を整えるの?と疑問に思うかもしれません。
しかし、ダイエットを成功させるためには腸内環境を整えることも大切です。
私たちの腸内には老廃物がたまりにくい痩せやすい体をつくるビフィズス菌や乳酸菌などの菌が居ます。
サプリメントによって腸に善玉菌の数を増やすことでき、体内から痩せやすい環境に近づけます。
痩せ菌はテレビ番組で特集されて、近年研究も進み注目が集まり始めてきています。
痩せ菌を増やして腸内環境を整える食品で有名なものはヨーグルトやヤクルト、発酵食品、水溶性食物繊維が豊富な食べ物などです。
このいわゆる痩せ菌を増やしてダイエットするのが腸内環境改善タイプです。
腸内環境を整えることでお腹がスッキリするだけでなく、肌もキレイになるなど美容にも良く総合的なケアが出来るので女性には嬉しいポイントではないでしょうか。
糖質・脂質カットタイプ
糖質や脂質と言えば身体を動かすのに必要なエネルギー源ですが、余ってしまうと脂肪になってお腹を中心に溜まっていくダイエットの天敵です。
実際に炭水化物に含まれる糖質を制限する糖質制限ダイエットが流行っていたり肥満症患者に推奨されていることもあります。
また、脂質は動脈硬化や肥満などの生活習慣病に繋がるとして過剰な摂取は禁物とされています。
カロリー自体を減らすのではないので効果はあまりないといわれていますが、それでも対策をしないよりも遥かに良いです。
ダイエットサプリメントの注意点
気になるダイエットサプリメントの効果ですが、本当にダイエットに繋がるのでしょうか。
時間がかかる
サプリにはいろいろな種類がありますが、どのタイプを選択してもサプリメントで共通しているのは時間がかかるという事です。
なので、一番大変なことはモチベーションの維持です。
ダイエットサプリを飲むだけでは効果的なダイエットとは言えず、長期間サプリメントを飲みながら運動したり食事を気をつけ続ける必要があります。
最低でも3ヶ月は続けなければいけないため、買ってから実感するまでずっと費用がかかってしまうのが難点です。
また、太りぎみになってきたから飲み初めても自分の努力も当然それなりに必要となるので効果が現れるまでに時間がかかることもあれば、すぐに元の体重に戻るということもあります。
摂取カロリーを減らす必要がある
ダイエットをする上で大切なのが摂取カロリーを減らすことです。
サプリメントを飲んでいるからと甘えてしまい、いつもと同じ食事かそれ以上に食べ過ぎてしまうことがあります。
甘いものが好きでお菓子を食べるなんてことをしてしまえば消費カロリーを上回ってしまいます。
ダイエットサプリを飲んでいることで安心感を感じてしまいますが、気を引き締めて食事制限・管理を行って無駄な間食を減らすことが大切です。
家に食べ物を過剰に置かない、スーパーでは必要なものしか買わないなど自分に合った工夫をしましょう。
運動をしないといけない
多くのダイエットサプリには”運動をすることでより効果的です”などの注意書きが書かれています。
良く注意書きを読んでから購入しないと全く効果がでなかったなんてことにも。
運動をしないといけないならダイエットサプリを飲む意味はあるの?と疑問に思いそのまま飲むのを止めてしまう人も多いです。
食生活を見直す必要がある
腸内環境を整えるためには脂質や糖質などの過剰摂取はもちろん、レトルト・インスタント食品や食品添加物など腸内に悪影響を与える食品は極力控えましょう。
カロリーを調整していてもこれらの影響により腸内細菌が死滅してしまい体に老廃物がたまりやすいポッコリにお腹になることも。
普段の食生活をしっかりと見なおして、どのような食事をすれば良いのかなど献立を立てる必要があります。
効果が出ないこともある
ダイエットサプリは飲めば必ず痩せられるものではありません。
上記のことに注意し、普段の生活を変えていかなければ痩せることはできません。
効果が必ずしも出るとは限らないという事は頭に入れておきましょう。
また、あるダイエットサプリで効果が出なかったからと別のサプリメントを試すのは少し違うかもしれません。
とりあえずダイエットサプリを試せばいいというものではありません。
不用意に様々なものを購入せずにひとまずどのようなダイエットが自分に向いているのかよく考えてみましょう。
ダイエットに漢方薬?
ダイエットサプリメントは一般的ですが、漢方薬もダイエットといえば有名ですね。
ただ、サプリメントとは違い医薬品に分類されるので用法用量や飲み合わせなど守る必要があります。
漢方薬は数種類の植物・動物・鉱石などの天然由来成分である生薬を組み合わせることで様々な薬効が得られるという特徴を持っています。
そんな漢方薬の中には肥満症に効果があるとされ、漢方の古典である『宣明論(せんめいろん)』に登場しているものがあります。
それが「防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)」という漢方薬です。
防風通聖散がどのような薬なのか見ていきましょう。
防風通聖散とは?
防風通聖散がダイエットにも利用できそうな理由は以下の通りです。
防風通聖散は腹部に皮下脂肪が多く、便秘がちな人向けに処方される薬で、高血圧や肥満に伴う動悸・のぼせ・肩こり・むくみ・蓄膿症・発疹・皮膚炎・吹き出物などにも効果があります。
特にお通じが悪い肥満症の人に処方されています。
実際に医療機関によって処方されており、ツムラやクラシエなどの大手製薬会社が製薬おり、市販薬は防風通聖散からエキスを取り、顆粒タイプにしたものです。
第二類医薬品でもドラッグストアや薬局、Amazonや楽天などの通販サイトでも販売されているため、比較的入手が簡単です。
女性に多い便秘は腸内環境が荒れてしまうだけでなく、痔の原因にもなります。
皮下脂肪が多く、便秘に悩んでいる方は防風通聖散が非常におすすめです。
防風通聖散に含まれる生薬一覧
- 当帰(トウキ)
- 薬(シャクヤク)
- 川芎(センキュウ)
- 山梔子(サンシシ)
- 連翹(レンギョウ)
- 薄荷(ハッカ)
- 生姜(ショウキョウ)
- 荊芥(ケイガイ)
- 防風(ボウフウ)
- 麻黄(マオウ)
- 大黄(ダイオウ)
- 芒硝(ボウショウ)
- 白朮(ビャクジュツ)
- 桔梗(キキョウ)
- 黄芩(オウゴン)
- 甘草(カンゾウ)
- 石膏(セッコウ)
- 滑石(カッセキ)
肥満症に防風通聖散
防風通聖散は歴史のある漢方薬で、多くの会社が製薬しています。
また、防風通聖散から派生させたものなどもドラッグストアなどで複数販売しているため、どれを選べばいいのか正直言って自分で判断するのは難しく感じてしまいますよね。
数ある防風通聖散の中でも飲みやすい!続けやすい!というものを紹介します。
防風通聖散
商品名 | 防風通聖散 |
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メーカー | 漢方生薬研究所 |
内容量 | 1袋225粒入り |
主成分 | トウキ、センキュウ、シャクヤク、サンシシ、レンギョウ、ハッカ、ショウキョウ、ケイガイ、ボウフウ、マオウ、ダイオウ、硫酸ナトリウム、ビャクジュツ、キキョウ、オウゴン、カンゾウ、セッコウ、カッセキ |
公式サイト | https://www.herbal-i.com/otc_drugs/eg-tight-pure/ |
効能・効果は
体力充実して、腹部に皮下脂肪が多く、便秘がちなものの次の諸症:高血圧や肥満に伴う動悸・肩こり・のぼせ・むくみ・便秘、蓄膿症(副鼻腔炎)、湿疹・皮膚炎、ふきでもの(にきび)、肥満症
サプリメントでも効果が出なかった人は、医薬品をためしてみてはいかがでしょうか。
薬なので1日に服用できる用法用量があるので飲む際は注意が必要です。
パッケージは可愛く、持ち歩きしやすい商品です。
まとめ
いかがでしょうか。
今回の記事では、ダイエットサプリについてご紹介しました。
ランキングサイトで上位だったり口コミ投稿サイトで人気でも人気は日本だけで、海外では全く無名だったりすることもあります。
内容をきちんと理解した上で健康的にダイエットをしていきましょうね。